節約の目標を男女で共有して共同で実行する

節約は具体的な目標がないとなかなかうまくいかないことが多いように思います。節約すること自体に快感を覚えるタイプの方は別にして、節約は究極的には忍耐や努力、そして手間をかけることの結果として達成されるものだからです。それに、日常的に“お得な”買い物をすることは節約というよりはむしろ当然と言って良いことであり、節約とはそれにさらに上乗せするような行動だと思います。そのため、目標つまり限度の無い節約は負担を感じるばかりになってしまうのです。それでは長続きしないと思います。男性と女性が目標や危機意識を共有することは節約の徹底というばかりではなく、節約に伴う負担を共有するという側面もあるのです。
 次に、実際に男性が女性と節約を共有するにはどうしたらよいのでしょうか。日常の買い物に男性も同行するということも有効な方法だと思います。物価を観察するというよりは、自分の家族が一回の買い物でいくら使っているのかを知るという意味においてです。家計簿を共有するのも有効でしょう。
 私の場合はそうしたことに加えて、以前は自分のお小遣いから購入していたタバコなどの個人的な嗜好品を家計から購入するようにしています。そして、もちろんその分の金額はお小遣いから差し引いています。こうすることによって、日常的に購入するもの(つまりはどうしても欲しいもの)とそうでないものとを明確に分けることができ、後者を意識的に減らすことができました。また、欠かせない個人的な嗜好品についても、総額が家計に明確な数字として現れるので抑制につなげることができました。
 私はさらにそのように嗜好品分を減額したお小遣いを自分のお小遣いとして周囲にも語るようにしています。それによって無駄に誘われることを予防しています。ただし、ごちそうしてもらうことも避けています。返礼は費用が掛かるものだからです。
 男性の場合、人によっては“メンツ”にこだわり、小遣いを多く使う方も少なくありません。しかし、私は、お金持ちでないのにそうであるかのように人前で振る舞おうとするような虚栄心は軽蔑していますので、周囲に貧乏であると言われても恥ずかしいことだとは思いません。

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